競馬をやっている方ならお分かりかもしてませんが、強い馬がレースに勝てる馬かというと、必ずしもそうではありませんね。もしも競馬がタイムトライアルのように、
一頭一頭別々にコースを走り、その順位を決めるとか、あるいは人間の陸上競技のようにセパレートコースでレースをするならば、強い馬=勝てる馬となるでしょう。しか
し競馬は、最大18頭で同時に競走を行います。しかも天候や、中山大障害馬場状態、枠順に脚質などレースの結果にすごく影響する要素がたくさんあります。これらの要素により
出走各馬の競走能力が加点されたり、減点されたりして、勝つ馬が選出されると考えたほうがいいでしょう。ですので、確かに能力の高い馬のほうが有利です。勝つ確立も
高いでしょう。でも絶対ではないのです。有馬記念予想-第56回万馬券2011未勝利戦と重賞競走を比較してみるといいかもしれません。世間的な注目度では、断然に重賞競走の方が目立ちますし、情報量も
多くなるのですが、レースの難易度でいうと圧倒的に未勝利戦の方が簡単です。それはなぜかというと、出走馬間の能力の開きがとても大きいからです。生涯未勝利のまま
の馬から将来オープンクラスで戦う馬までが出てくるレースですから、当然でしょう。これだけ能力差があると、前述の諸要素により能力の増減程度では、有力馬とそうで
ない馬との差は埋まらないのです。一方の重賞競走は、条件戦を勝ち抜いてきたエリート馬ばかりが出場するレースですので、基本的にはどの馬も強い。人気ほどには
実力差がないのです。ですのでちょっとしたことで、大荒れとなる可能性もあるということになります。
ですので、馬券で利益を出そうと思うのでしたら、午前中の比較的ランクの低いレースで確実に稼いでおいて、午後の大きなレースになるほど、投資額をおさえるという
買い方が利に適っているはずです。もちろんその買い方で面白いかどうかは別でありますが・・・。